設計棟の庭

富士を眺める「眠り猫」

富士を眺める
「眠り猫」

杣か八ヶ岳の木々を中心に手刻みによる建築集団の庭。かつては小学校だった園庭に、過去から突如あらわれたような板葺き屋根のたてもの。10tを優に超える石材を四方に組みました。土地との調和を意識した作庭を目指しました。

作庭の素材

八ヶ岳の山々の稜線を意識した景石群

南方に聳える富士を眺める眠り猫の岩

甲州御影の沓脱石

敷き砂に白州白砂など

そして施主様が選んだのは、長さ3m推定3tの凸凹した階段状の変わった石。「大変個性的な石だな…。」と思いましたが、後日据えてみてビックリ。田園に寝ころび、富士を眺める「眠り猫」が完成しました。まさに庭は、主人と庭師の共同作品なのです。

富士を眺める「眠り猫」